未来予測理論「SINIC(サイニック)理論」とは

Seed–Innovation & Need–Impetus Cyclic Evolution of technological innovationの略称

その基本的な考え方は、次のように、科学・技術・社会は相互に作用しながら発展していくというものです。つまり、この3つの円環論的な関係があって、常にサイクリックに流れています(Cyclic Evolution)。

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そもそも未来を予測する理論とは?と考えてみると、「SINIC理論」では、”人のもつ進歩志向意欲”が”未来の創造”につながることを示唆します。

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進歩志向意欲の作用としてみていくと、誰しもが「こんな社会にしたいな」「こんな技術を開発したいな」「こんな科学を探求したいな」を思い描いていくことから、科学・技術・社会それぞれの進化と相互作用を促し、より良い未来創造へのサイクルを生み出していきます。

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「SINIC理論」にみる社会進化

「SINIC理論」が発表された1970年以降でみていくと、1974年から「情報化社会」が始まり、2005年には「最適化社会」に突入するとされて、2023年の現在はちょうどここに該当します。

そして、もうすぐ到来する2025年には「自律社会」への移行、さらに2033年には「自然社会」へという社会進化が示されています。

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シンプルな見方をすると、「情報化社会」以降、多くの情報が世の中に溢れ出してきています。「最適化社会」に入ってからも情報化の流れは勢いを増し続け、そこにスマートフォンのようなデジタルデバイスの登場が加わり、個々人が情報を取り扱うという動きが顕著にみられます。

大量の情報を高速に処理するための手順や方法として”アルゴリズム”という言葉が用いられるように、情報化が加速する中で、その情報を適切に扱う最適化とは一体どういう状態なのか?が模索される渦中に現在はあります。

最適化社会のこのような状況下では、私たちが生きていく上において、多くの混乱や葛藤を抱える要因を生み出しているというのも頷けるのではないでしょうか。