https://open.spotify.com/episode/6ug3CUT2BQgt0t8kW2YgWo?si=mroRWz7XQo-22_18gU65FA
東條:久保田さんは、心理学でいう自分を客観的に認知する”メタ認知”をされたんだと思うんですけど、結局“安心”っていうのは、自分自身が安心するしかないと思うんですよね。
例えば、年収1,500万円を稼いだとしても、精神的に安定してない人って山ほどいますよね。
他人の評価軸で生きているうちは、たとえ年収が上がったとしても安心できないみたいなところはあって、いかに自分の評価軸をもてるかが大事なんじゃないかと。
それはロジックで補える部分、あるいは体験と合わせて補える部分もあったりと、組み合わせかなと個人的には思います。
田口:既存の枠で考えちゃうと、世の中には他の人の成功モデルがたくさんあって、そのモデルに沿って行動しなきゃっていうプレッシャーがありますよね。
東條:マクロに見ると外部環境によるところも多いと思うんですけど、やっぱり「戦後の奇跡」と言われる時代にあったように、仕事において家庭までを含め一体として捉えるような成功モデルが幅を利かせすぎるんだと思います。
そこでは、女性は基本、家にいて子供を育てる。そうすると、1家庭に子どもを2人とか3人育てられて、家は住宅ローンで買うみたいなモデルがすごくうまく出来上がってきた。でも、もはや今はそのモデル自体が崩れてきているのに、人の意識は、これまでのそれが成功モデルのストーリーとしてわかりやすいっていう。
久保田さん:わかりやすいですよね。だから、そこを目指したくなります。