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LboseとSINIC理論の共通性

東條:今回がLboseさんゲスト回の最終回ということで、SINIC理論の見方から色々考えていければと思っております。

田口:小谷さんから、「もっと社会に色んな選択肢があっていい」っていう話をしていただいて、その選択肢というのは、個人からみると「この時間だと働ける」、「ここは自由に動ける」という柔軟な形で社会に受け入られていくことが、これからの働く上で大事になってくるなって感じました。

SINIC理論では今「最適化社会」にあたり、情報がどんどん世の中に溢れてきていて、選択肢はすごく広がってきている一方で、たとえば、働くことに関する情報を、個人が主体的に選びとることは難しくもなっています。

Lboseさんのような、社会の中で人が集える箱みたいな場所、時にはプラットフォームであり、時には仲間が見つかるところ。

そういう場を介して、個人にとって働くということが、より主体性をもって自律的に進めていけるという社会のイメージは、SINIC理論の指し示す未来ともベクトルが合ってる印象を強く持ちましたね。

フリーランスの人がプロジェクトを選ぶ基準は?

東條:実際にLboseさんのプロジェクトに加わるフリーランスの人たちには、毎回プロジェクトを選ぶ際に基準ってあったりするんですかね?

小谷さん:フリーランスの人たちの関わり方は結構多様なんですけど、 コミットが高い人たちは株式会社Lboseでの働き方だったり、そこのメンバーが好きだとか、この働き方でやりたいよねっていうところがあったりするので、プロジェクトごとに選ぶという感覚はあんまり高くないかなと思っています。

逆に、短い時間のコミットで入ってもらう週2とか週3の人たちだと、たとえば、「自分がより成長するためにこの業界のことをやりたい」、「自分がこれまでこういう業界でやってきたので貢献できそうだからやりたい」といった、人それぞれにモチベーションや基準がばらけてるかなと思います。

東條:面白いですね。自律的に働いていく中で、「良い仲間と一緒であること」が一番大事だという人もいれば、「成長したいんでこの業界に関わる」、「プログラム言語を覚えたんで活かしてみたい」とか、 結局のところ、”個人が本当にどうありたいか?”にフォーカスしていって、Lboseさんという場には、選べる幅もあるから個人が思い思いの選択肢が持て、本人に合ったものが選べてるっていう姿はすごい面白いなと。